〜せとものの話をしませんか〜「瀬戸だより」保存版

瀬戸の陶磁器店・加藤兆之助商店が発行しているメールマガジン「瀬戸だより」の保存版です。瀬戸のこと、焼き物のことなど、毎週土曜日お届けしています。
http://web-setomono.com
653号「門松代用紙届く」という話
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    門松代用紙

     


     クリスマス、年末に向けて冷え込みが厳しくなるようです。寒いです。
     今年も瀬戸市の広報誌に恒例の「門松代用紙」が折り込まれて届きました。「正月の飾り物作りなどで山の緑が損なわれないようにはじめた瀬戸市の伝統事業です」と広報に説明が添えられていますが、この「伝統」という意味は何なんでしょう?

     A4の紙を縦に二つにしたサイズ。賀正の文字の下、丸く赤い初日の大きく描かれ、その下には松竹梅、というめでたい絵柄です。これは自分たちの子どものころから変わっていません。どこまで時代をさかのぼれるかは不明ですがとにかくずっと昔から変わらないことは確かです。

     瀬戸の門松問題。これは歴史があります。
     江戸時代、世の中が安定してくると陶器の需要が高まり、それに応じるため瀬戸の窯業も飛躍的に伸びました。そのために必要な土と燃料の薪を確保するため、周辺の山々は一面のはげ山となってしまいました。結果、はげ山は山崩れや洪水などの災害を繰り返し起こすことになります。
     江戸期の早い段階から藩による山林保護は行われていました。その中で享保7年(1722年)には門松に真松の使用を禁止する「門松の制限」が命じられています。これは繰り返し出されていたようです。門松に使う松は若松であったり根付の苗のようなサイズのものが使われるので、せっかく根付き始めた松を根こそぎ採られてしまうことになります。
     この後、幕末から明治には再び管理が行き届かなくなりさらに山の荒廃が進むことになります。この山林の本格的な回復は明治半ば以降のホフマン工法による治山事業まで待つことになります。ホフマン工法は最低限の土の流出を防ぎ、あとは自然の回復に任せるという時間のかかるもの。その間も門松はもちろん様々な用途で木の伐採は制限され続けなければならなかったことは十分に想像できます。
     そのような状況を通して門松代用紙は生まれ、今も配布が続いているのでしょう。
     今は豊かな緑に囲まれる瀬戸ですが、その山々は徹底的な荒廃から再生されたものであることは忘れられがちです。特にその原因が陶磁器生産にあったということは私たちのような陶磁器を生業にしている者たちは常に心にとめるべきと思います。
     現代ではガスや電気が主で燃料として薪を必要とすることはあまりありません。ただ、土を採るために山を崩していることは変わりありません。自然を壊しつつ陶磁器を作っていること、先人の努力によりここまで瀬戸の山林が回復したことを忘れず感謝する意味でも、ある種の戒めとしても門松代用紙を正月の玄関先に掲げる意味はあると思います。そして、他の人たちにも瀬戸の山の荒廃と回復の歴史を伝えていく役割をこの一枚の紙は持つように思います。

    (2年ほど前にもこの門松代用紙の話を「瀬戸だより」に書いていて、繰り返しになりますが、瀬戸の自然を考える意味でもあらためて書きました。)

    | 歴史 | 09:57 | comments(0) | - |
    649号「そば猪口アート展」という話
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      新世紀工芸館。ポスターは今回の大賞作品。

       

       

       ずいぶん冷え込むようななりました。瀬戸の岩屋堂のライトアップは先週末まででしたが、まだまだ瀬戸の山の紅葉は見頃のように感じます。いい季節です(寒いですが)。

       

       瀬戸市新世紀工芸館で開催中の「第7回そば猪口アート公募展」を見てきました(1月20日まで)。これは長野県安曇野市で行われた公募展の作品の巡回展になります。毎年この時期に瀬戸に巡回している展示です。

       

       そば猪口。ご存知の通り「そばを食べるときにつゆを入れる器」です。この手のひらに乗るような器というくくりの中で、ガラスや陶磁器や漆や金工などの素材で作られた作品の数々が並びます。実用というものを離れ、まさにアートという表現がぴったりです。
       ガラスのそば猪口のが並ぶ展示ケースは下から透過照明が当てられ、ガラスに施された文様や凹凸がより魅力的に見えます。作品一つ一つに添えられたカードには作家名やタイトルのほか、素材や技法が書かれています(例えば「陶 ろくろ」や「磁 鋳込み」など)。もちろんガラスの作品にもそれぞれ書かれていますが、(どのように作られたかが興味があるのですが)そこに書かれた技法について勉強不足で自分にはよくわからないのが残念です。

       

       今回の大賞は佐野圭亮さんの漆の作品になります。ポスターやチラシなどで事前に見てはいたのですが、実物を目の前にするとその独特なツヤや塗り分けられた漆の黒の深みに感動です。その他の作品にも漆の作品が多いのですが、その華奢で繊細さには目を見張ります。展示ケースの中の作品を許されるなら触れてみたい、手にとってゆっくり見たいと思わせたのは漆の器の数々です。

       

       普段は器といえば陶磁器を中心に見がちなんですが、この展示ではガラスや漆の器の魅力を存分に感じて帰ってきました(もちろん陶磁器の作品も多数あり、使用するという観点で見れば圧倒的に陶磁器なんですがね)。


       この展示はこのあと東京世田谷区(2月)、山形県白鷹町(3月)にも巡回する予定のようです。興味ある方はぜひ!


      ■ 「第7回そば猪口アート公募展」瀬戸市新世紀工芸館
      http://www.seto-cul.jp/information/index.php?s=1540342912


       

      | 展示感想 | 11:07 | comments(0) | - |
      648号「瀬戸の秋」という話
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        これは赤津の雲興寺さんの参道。

         

         

         宝泉寺のお薬師様も過ぎて、山々の紅葉が一気に見ごろを迎えたようです。


         先週末から今週末は(18日まで)市内の紅葉の名所、岩屋堂でライトアップが行われています。第12回ということで、秋の恒例行事ですね。
         この時期、周辺の道が混みあうのも恒例ですね。夕方からはかなりの混雑となるようです。尾張瀬戸駅からの臨時バス(400円)や車なら名古屋学院大学の臨時駐車場(無料シャトルバスあり)の利用が便利なようです。
        あと、夜のライトアップは冷え込みます。暖かな服装で出かけた方がいいようです。

         

        ■ライトアップ岩屋堂
        http://www.seto-marutto.info/_data/news/1509344569.pdf

         

         岩屋堂のライトアップは今週末までですが、紅葉は見ごろが続きます。山歩きにもいい季節です。まだまだ瀬戸の山々は素敵な季節が続きます。

         


         瀬戸では昔から秋葉信仰が盛んです。お寺や神社でもお祀りされています。街角の小さな祠でも中をのぞくと、秋葉神社の御札が納めてあったりします。寒さが増し、火を使うことも増えてくるこの時期は秋葉神社のお祭りも行われる時期でもあります。
         秋葉大権現、秋葉神社といえば火伏のご利益があります。窯の火を扱う瀬戸の町、火事を防いだり、火を自在に扱えるようにという願いがあったのでしょう。

         

         18日日曜日、瀬戸市の慶昌院で「火まつり」が行われます。
         様々な場所で秋葉信仰のお祭りが行われる瀬戸ですが、中でも一番大きなものがこの慶昌院の火まつりじゃないでしょうか。最近は境内でマルシェがひらかれていて、それも楽しみになっています。そして何より日も傾く夕方5時からは火渡り神事が行われます。これは一般の方も参加できるようです。

         

        ■慶昌院
        http://www.keishoin.or.jp/

         

         我が家も毎年、御札をいただきます。当店の小さな電気窯の近くに置いています。火まつりに行くといろいろな作家さんに会うことも多いので、やっぱり窯の火と秋葉さんの関係は深いようです。
         

        | 瀬戸のこと | 11:05 | comments(0) | - |
        647号「干支と御題茶碗」という話
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          御題茶碗「光」。これは安藤敏彦さんの作。

           

           今週の土日は「第19回せと・まるっとミュージアム大回遊 ゆるり秋の窯めぐり」が行われます。こちらは赤津、品野、水野などの窯元を実際に訪ねることができるというもの。昨日会場周辺を通りましたが、準備が進んでいました。
           天気も良好。山の木々の紅葉も始まっているようです。

           

          ■「第19回せと・まるっとミュージアム大回遊 ゆるり秋の窯めぐり」
          http://www.seto-marutto.info/event/kamameguri/

           

           先週、話題にした宝泉寺のお薬師様。当日はずいぶん暖かな日になりました。なかなか寒くはなりませんが11月になってからお客様からの干支置物、御題茶碗のお問い合わせも多くなっています。

           

           干支置物。来春の干支は「亥」(イノシシ)です。


           中国では亥年はブタのことだと聞きます。金運の象徴だとか。干支が日本に伝来した頃はブタは日本人に馴染みがなく、身近にいてブタに近いイノシシで置き換えたという話です。


           瀬戸に住んでいると、最近はずいぶん身近な存在になっていますね、イノシシ。畑が荒らされるとかの被害はもともとは山に近い場所に限られていましたが、今はもうこんな町中で!というところでも遭遇することも。実際に市内の中心の山林にもイノシシの荒らした痕跡があったり、道を横切る姿を見た(車とぶつかった)ということも聞きます。
           年賀状のデザインを見ているとかわいいウリ坊だったり愛らしい姿のイノシシが描かれています。干支の置物でもそういったものがあります。当店が扱っている作家さん手作りの干支置物を見ているとかわいいと言うより迫力のある顔付きのイノシシが多いように思います。もっとわかりやすく言うなら「悪そうな顔」のイノシシです。作家さんの陶房や住まいが比較的山に近い場所にあることが多く、普段から野生のイノシシの被害にあったり出くわすこともあるんでしょう。野性味あるイノシシ置物が出来上がってきています。

           

           御題茶碗は毎年この頃になると話題に上げているのですが、「新春の宮中行事である歌会始の題(御題)をテーマに製作される抹茶茶碗」になります。来春のお題は「光」となっています。最近よく聞く言い方ですが「平成最期の歌会始の御題」になります。
           「光」はテーマとしてはデザインしやすいように思いますが、戦後の御題としては3回目の登場、さらには平成22年という比較的最近にも御題となっています。その点は難しいように思います。
           「光、もしくは光を含む単語」というイメージになりますが、「月光」などが人気になっているようです。ホタルなどは季節感的に正月にあいませんので、新春の茶碗という制約もありますね。

           

           干支置物、御題茶碗、興味があるという方はお気軽にお問い合わせください。

          | せともの | 10:41 | comments(0) | - |
          645号「ゆるキャラトレカ」という話
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             今週は組合(瀬戸陶磁器卸協同組合)でせともの祭の反省会がありました。概ね、問題なく2日間のお祭りが無事終わったことが報告され、次回に向けての改善点などが意見交換されました。天気には恵まれず、その分来場者も少なかったようです。
             来年のせともの祭はカレンダーの巡りから、最も遅いパターンの第2土日になります。暑さからは多少逃げられるでしょうか?

             

             せともの祭でも活躍、その後に続く様々な瀬戸のイベントの人気者……といえば?瀬戸のゆるキャラ「せとちゃん」ですね。

             ゆるキャラトレカ(トレーディングカード)というものがあるんですね。以前、全国のマンホールの蓋のデザインをカードにした「マンホールカード」について書いたことがあったと思います。それのゆるキャラ版ということです。全国のゆるキャラをデザインしたカード。各地を訪ねたり、ゆるキャラのイベントなどに参加してコレクションを増やしていく…ゆるキャラファンにはたまらないカードじゃないでしょうか。


             瀬戸市でも先日からせとちゃんのゆるキャラトレカの配布が始まりました。表はせとちゃんが窯垣の前で手を振っていますね(キラキラのホログラム仕様だ!)。裏にはせとちゃんのプロフィールと瀬戸のPRが記載されています。
             配布場所はマンホールカードと同じ尾張瀬戸駅前のパルティせと1階の観光案内所(他)となっているようです。配布は一人1枚厳守です。

             もうすでにたくさんのゆるキャラトレカが発行されています。旅行先などで集めたり、イベントでいただいたり集めるのも楽しそうです。

             

            ■ゆるキャラトレカ第3期デザイン公開!(ゆるキャラグランプリ) 
            http://www.yurugp.jp/news/?id=1002


             ※お知らせ
             瀬戸焼振興協会が発行するフリーペーパー「セトリエ style book #02」が発行されています。今回、当メールマガジン「瀬戸だより」と当店が紹介されています。他にも瀬戸焼とそれにまつわるもの・人など…ぜひご覧ください。

             

            ■セトリエ(瀬戸焼振興協会)
            https://www.setoyakishinkokyokai.jp/setolier.html

            | 瀬戸のこと | 21:57 | comments(0) | - |
            644号「織部の処理を考える」という話
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               さて、先週は瀬戸を代表する釉薬のひとつ「織部」の話を書きましたが、その続き。

               

               納期というものがあります。出来上がりを納める日ですね。どんな仕事にもあると思います。考えてみると小学校の夏休みの宿題は9月1日に提出ですよ〜、がそもそも宿題の納期なわけで、私たちは長い期間、納期という束縛の中で成長してきたことは間違いないようです。
               この日までに仕上げて渡す……そのためには段取りがいるわけで、11月10日にお客様にお渡しするとなると、9日か余裕を持って8日までには包装・梱包して発送する…となると、11月はじめに窯元から受け取りたい、あー!それまでに木箱など用意しなきゃ……とか逆算します。窯元さん作家さんから「今度の窯、11月1日に窯出しできるように11月29日には火を入れるからね(ここも納期のための逆算)」と言われるとちょっとホッと出来ます。最近は不景気で窯を焼く回数が減っているので、タイミングが悪いとたいへんなことになります。

               

               ところがこれが織部の器だったりすると1日に窯出しされても実際完成して窯元から出荷されるのはその数日後になってしまいます。2〜3日のタイムラグ。織部は窯から出た後に処理が必要なためです。

               織部は窯から出た直後は酸化皮膜が表面を覆い、油膜のようなギラギラした変なツヤがあります。それを取るために「酸」により処理をして落ち着かせるひと手間が必要です。瀬戸では伝統的にトチ渋を使うことが多いです。秋のどんぐりの季節に栃の実に付いている袴の部分(どんぐりのベレー帽みたいな部分ね)を集めて、水に漬け込み出来た真っ黒な液に器を沈めて膜を処理します。夏なら一晩、冬なら一昼夜(本当に寒い季節は温めることも)は沈めます。その後、水洗いして完全に乾くまで干す…で完成。時間がかかりますね。

               この方法の良いのは貫入に渋が入り独特の風合いが出ることです。でも、その必要がない場合、渋が素地に入るのが嫌だ(汚れて見える)という場合は塩酸を薄めて処理に使うこともあります。この方が膜を取るという処理では時間がかかりません(もちろん水洗いと乾燥は必要です)。最近は塩酸の入手が難しくなっていますので(危険ですから)、クエン酸などで代用される方もいるようです(こちらは酸でも食品で使えるくらい安全で安価です)。

               というわけで、織部の後処理は気温や天気でかかる時間も左右されるので、出来上がりは余裕を持って納期の計算が必要です。

               伝統的な手法で織部を焼いている瀬戸の作家さん・窯元では工房のどこかにトチ渋の黒い液が入った桶があると思います。数をこなしているところでは古い風呂桶を置いていることもしばしばです。


               来月(11月)10日・11日の土日は瀬戸の品野・赤津・水野の各地区で恒例の「ゆるり秋の窯めぐり」のイベントがあります。普段見られない工房などを気軽に訪ねられるイベントです。そんな時にこの渋の入った桶などもちょっと確認してみるのも面白いかもしれません。

               

              ■ゆるり秋の窯めぐり
              http://www.seto-marutto.info/event/kamameguri/
               
               

              | せともの | 21:54 | comments(0) | - |
              644号「織部を考える」という話
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                ある料理屋さんの織部の器。形の自由さがわかります。

                 

                 今年は例年より秋の到来が早い気がします。朝晩一枚余分に羽織るものが欲しくなります。そんな季節になると織部の器が気になりだします。

                 

                 グリーンの織部。茶事などでは冬の器としてのイメージが強いようです。まあ、季節に関係なく様々な用途で使われるのが織部釉の器ですが、冬にそれを手に取ってみたくなるのは冬枯れの山野を前に、夏の深い緑を懐かしむような感傷的な気分からでしょうか。

                 織部という名は戦国から江戸時代の極初期に活躍した戦国大名であり、天下の茶人だった古田織部に由来します。その後の茶道の世界だけでなく、日本の価値観や美意識に最も大きな影響を与えた人物と思います。
                 今は緑色の銅釉を織部と言いますが、もともとは織部好みの器をまとめて織部と呼んでいたようで、志野でも黄瀬戸でも「織部の器」だったわけです。その中でも(織部好みとして)最も印象的な緑釉は青織部と呼ばれていましたが、時代が下がるとその釉の呼び名が織部となっていったようです。古田織部自身の最期が家康により切腹を命じられた関係で資料なども処分され謎も多いのですが、近年になり織部自身が器の製造にも具体的指示を出していた資料も見つかっているようです。

                 

                 織部は色のみでなく、器の形自体も自由でユニークです。様々な形で歪みや切れまでもその魅力にしてしまう……実に不思議な器です。
                 織部釉一色の施釉のみでなく、白釉と掛分けられ、そこに描かれる文様も織部の魅力です。それまでの陶器のデザインで見られなかったような幾何学的な不思議な文様。
                 今週、織部茶碗のデザインを考える機会があり、織部の様々な画像や写真をあらためて見直したのですが、実に面白い。一体何からこのパターンを思いついたのか?

                 

                 今も瀬戸焼、美濃焼として代表的な釉薬で人気もある織部。織部の器の魅力というのは単に緑の色というだけでなく、形やデザインを含めて作り手の発想の自由さや考え方を試されるような器じゃないかと思います。古田織部の美意識を400年を経てなぞってみる、あるいは全く別の発想を試してみるなど、自由な器であることは間違いないように感じます(しかし、400年前の「織部の器」を見ても全く古さを感じないのは驚異です!)。

                | せともの | 21:47 | comments(0) | - |
                642号「10月4日は?」という話
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                  台風過ぎての秋空
                  
                  
                  
                   先週は台風の中の招き猫まつりでした。午後過ぎで大半のイベントは前倒しで終了、駆け足で終わった二日間のお祭りだったようです。
                   相変わらず天気がはっきりしませんね。月末から月初にかけて運動会を予定していた学校などは延期や調整で大変だったと思います。
                  
                   台風のため、先週書こうと思っていたことを今週書きます。雨天順延のネタです。これ、毎年書こうとしていてついつい忘れちゃっていました。
                  
                   10月4日(そう、過ぎっちゃいました)。何の日かご存知ですか?
                   ソ連が初の人工衛星・スプートニクの打ち上げを成功したことから「宇宙開発記念日」。「とーし」と読んで「証券投資の日」。1・0・4の語呂合わせで「イワシの日」。などなど。
                   だいたいこういった記念日と言うのは(その日に確実に何かが起きたということでなければ)語呂合わせやシャレの類で決まっている場合が多いですね。
                   実は10月4日は「陶器の日」でもあるんですね。これは日本陶磁器卸商業協同組合連合会が昭和59年に制定したものです。知ってました?
                   ポスターやショッピングバッグにこの日を宣伝するものがありました。この日に合わせてイベントなどが行われたりということがあるようです。なんとなく瀬戸ではせともの祭と数週間しか離れていないことや、他のイベントも多い季節ですので忘れがちな気がします(だから毎年書こうとして忘れる…)。
                   今年は何かこれにちなんでやっていないかと日本陶磁器卸商業協同組合連合会のホームページを見てみました。「インスタグラムフォトコンテスト」が行われていました。器(やきもの)と料理などを組み合わせた素敵な写真を共有して、特に素敵な作品には賞品をプレゼントという企画です。昨年の作品も見ることができますが、うーんレベル高いですね!興味がある方はぜひぜひチャレンジしてください!
                  
                   で、なぜ10月4日が陶器の日になったのかですが陶器の古い呼び方「陶瓷(とうし)」からの……やっぱり語呂合わせです。
                   さらに「そんな陶器の日とかけて、日本の文化を再認識する日。お茶漬けを通じ、地域の生活文化、食文化に触れ、地域の活性化に貢献します。」ということから、「お茶漬けの日」にもされています。確かに、お茶漬けはいい焼き物の器で、土地土地の食材を添えてみたいものです。
                   だから、どこかで「陶器の日」にちなんだイベントなどやっていたら、そこにお茶漬けが用意されていることも多いようです。
                   10月4日は過ぎてしまいましたが、食欲の秋、好みのせとものでお茶漬けを楽しむのもいいかもです!!
                   
                  ■やきもの総合サイト
                  http://www.yakimono.or.jp/
                  
                   こちらのホームページは今回の陶器の日の話だけでなく、全国各産地の情報や器の情報も盛りだくさんですので、興味のある方はぜひのぞいてみてください。
                  
                  | 話題 | 12:02 | comments(0) | - |
                  641号「台風警戒だけど、招き猫まつり」という話
                  0
                    今年は台風直撃でしたね
                    
                    
                     ただいま土曜日11時。朝からしっとりと雨が降っている瀬戸です。
                    
                     さて、今週末の29日土曜・30日日曜は「来る福招き猫まつりin瀬戸」の2日間です。問題は台風です。もうすでに雨風の強くなっている地方、これから台風が迫りつつある地方、いずれも十分な注意をしてお過ごしください。
                     今日29日は瀬戸市内の小学校の多くで運動会が予定されていましたが、金曜の段階で中止・延期を決めたところも多いようです。風雨が強くなるのは予報では日曜ですが、土曜も雨は降る予報ですので賢明な判断だと思います。
                    
                     問題の招き猫まつりですが、せともの祭と違い建物内の展示などが中心ですので雨風の直接の影響は少ないように思います。ただ、主な会場となる施設、瀬戸蔵・文化センターなどや市内の中心商店街(銀座通りや末広町はアーケードで屋根があります)は大丈夫でもその間の移動は雨対策や十分な注意が必要です。
                     また、「当日の天候によって屋外のステージイベントは場所や内容など変更や中止も考えられます」…と言う内容を金曜午後にRADIO SANQで聞きました。金曜日の段階では中止や変更はないようですが、天気次第では当日確認する必要があるようです。(RADIO SANQはインターネットのサイマル放送で全国どこでも聞くことができます)
                    
                    ■RADIO SANQ
                    http://845.fm/
                    
                     街中がネコであふれるユニークなお祭り。毎年楽しみにいらっしゃる方も多いと思います。天気がなんとか持ってもらいたいものです。
                    
                    ■来る福招き猫まつりin瀬戸(瀬戸まるっとミュージアム)
                    http://www.seto-marutto.info/event/manekineko/
                    
                     先週も招き猫まつりの話題でしたので、今週は別の…と思いましたが、当日の天候もありましたので内容が重なる部分もありますがご了承ください。
                    | 瀬戸のイベント | 11:57 | comments(0) | - |
                    瀬戸だより640号「来週は招き猫まつり」という話
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                      去年の様子

                       

                       すっかり秋らしい空気になりました。今週は秋雨の一週間になりました。このまま今年はあの『残暑』を感じないまま、本格的な秋になってしまうのでしょうか。

                       

                       来週末、瀬戸は恒例の「来る福招き猫まつりin瀬戸」が行われます(29日土曜・30日日曜)。

                       なんとなく、「せともの祭は9月の第2土日、招き猫まつりはその2週間くらい後……第4土日かな?」くらいのイメージですが、実際は「来る福」の語呂合わせで「9月の29日に近いあたりの土日」のようです。今年はまさに29日の土曜日がスタートです。

                       

                      ■第23回来る福招き猫まつりIn瀬戸

                      http://www.seto-marutto.info/event/manekineko/index.html

                       

                       多くの人で賑わうお祭りですが、(自分の感覚からすると)リピーターで毎年楽しみにしていらっしゃる方も多いように思います。

                       内容は公募によって展示される「平成の招き猫100人展」(瀬戸蔵)。そこで招き猫作家の作品(様々なジャンル)の中から来場者の投票によって「日本招き猫大賞」を選定されます。自分の投票した作品が大賞に選ばれるかなど、ワクワクしながら投票を楽しめます。受賞者は翌年の招き猫まつりで個展を開くことになっています。昨年の大賞作家は加悦雅乃さん、個展会場は新世紀工芸館となります。

                       文化センター会場では瀬戸焼そばアカデミーの皆さんが昨年の大賞作家デザインのお皿に盛り付けて提供します(700円)。お皿は持ち帰れますので、いいおみやげ・コレクションにもなりますね。各日限定500食となっていますが、毎年売り切れてしましますので、急いで行ったほうがいいようです。

                       また、市内中心部のレストランなどでは昨年大賞作家デザインの「陶製招き猫弁当箱」で特別メニューを用意。こちらも容器は持ち帰りできます。どこのお店がやっているのか、また内容も店によって違いますので要チェックです!

                       そして、お祭りの最大の楽しみ無料の猫メイク!今年も会場の街のあちこちで行っています。時間によっては待ち時間が長くなるようですので、こちらもお早めがいいようです。街ですれ違う人、お店の人など、大人も子どもも猫顔に変身している様子は最初はびっくりですが、このお祭りの大きな魅力です。

                       

                       まあ、いろいろ書きましたが瀬戸市おもてなしボランティア映像チームさんがYouTubeに昨年のお祭りの様子をアップしています。

                      それを見ると雰囲気がわかっていただけると思います。

                       

                       

                       当店はお祭りには関係しませんので、のんびり楽しむ方に回ります。

                       来週末土日ですが、市内の小学校では土曜日に運動会を予定している学校が多いようです。子どもたちとその家族が運動会に参加している分、土曜日の方がお祭りは多少空いているのでは……という予想はどうでしょうか?

                       

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