〜せとものの話をしませんか〜「瀬戸だより」保存版

瀬戸の陶磁器店・加藤兆之助商店が発行しているメールマガジン「瀬戸だより」の保存版です。瀬戸のこと、焼き物のことなど、毎週土曜日お届けしています。
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瀬戸だより726号「家でも器を楽しもう」という話
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     非常事態宣言も愛知県は解除になりました。瀬戸市内の小中学校は週明けからじょじょにスタートするようです。というものの、まだまだ油断は禁物。警戒は続けていかなければいけません。同じく解除になった県の皆さんも十分気を付けて、そしてまだ解除になっていない都道府県の皆さんはあと少しの我慢、出口はそこまで来ています。

     

     以前にお世話になった作家さんがこんなことをおっしゃっていました。「衣食住の食というのは、器を変えるだけで変化出来る。一番簡単によくすることが出来る」ということでした。

     

     実際の料理は外食はともかく、急に料理の腕が上がる、上手になるとかはなかなか難しく同じようなレパートリー…ということもありがちです。ステイホームで時間があるから、普段出来ない料理をクックパッドとかを見ながらチャレンジされている方もいらっしゃるでしょう。また、最近多くなっている飲食店からのテイクアウトでも食卓に変化を加えられる方法です。でも、新しい料理を作ってもいつもと変わらない器では変化の幅も感じにくい。テイクアウトの使い捨ての器のまま食事していては味気なさがある。この「瀬戸だより」を購読いただいている方は多少でも器というものに興味はあり方と思います。いつもの料理にアレンジをしたら、いつもの違った器に盛り付ければより変化を感じることが出来る。テイクアウトの料理を使い捨ての器からお気に入りの器に盛り直すだけで、よりおいしくいただくことが出来る(気持ちの問題と言えばそうですが)。

     

     料理が盛られる器というのは食事の質をより良いものにしてくれるはずです。よく言う「料理のひと手間」の中には器を選ぶというのもあると思います。

     

     ステイホームから(完全に)解放されたら、器を探しに街に出るのを楽しみにしてください。私たちもより楽しい器、素敵な器をお届けできるよう今は準備の時期だと思います。ぜひ、テイクアウトの料理や買ってきたお惣菜は手持ちの器に盛り直して楽しみましょう。盛り直す手間、洗う手間はかかりますが、かならずよりおいしく感じるはずです。食事を楽しむ時間は、器を楽しむ最高の時間でもあるのですから。ステイホームでも楽しみましょう!

    | 雑感 | 11:55 | comments(0) | - |
    瀬戸だより719号「万博から15年」という話
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       瀬戸でもちらほら桜が咲き始めています。周りの山々でも山桜も咲き始めたようです。ツバメの姿も見られるようになりました。いよいよ春です。いい季節です、楽しい季節です、本来なら……(もうそれ以上は言いません)。

       

       今年は2020年。15年前は2005年。つまりはあの2005年から15年。愛・地球博の15周年になるんですね。開幕が3月でしたので、15年前の今ごろは瀬戸の街もお祭り騒ぎになっていました。

       会場は瀬戸会場と長久手会場に分かれていましたが、ゴンドラやバスで移動すれば数分でした。入場パスを買って毎日のように通ったという人も多くいました(我が家もよく通いました)。瀬戸の人(というかこの周辺の人)にはさまざまな思い出が出来たと思います。

       瀬戸会場は公園や里山を体験(散策)出来る場所になっています。瀬戸会場のシンボルだった大きな天水皿のモニュメントは住宅地に隣接する公園に今もそびえています(移築したわけでなく周りが住宅が増えた)。今見てもなかなかの迫力です。

       長久手会場は全体が愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク)として整備され、人気だったサツキとメイの家はそのまま残され、今も人気です。さらには22年秋にはジブリパークとして整備・オープンされる予定です。 

       15年前のあの半年の熱狂は今もこの地方にはさまざまな形で物や施設や、人々の中に残されているように感じます。15周年を記念するイベントや展示などの予定されていたようですが、多くは中止延期になってしまっているようです(もうこれ以上は何も言いません…)。

       

       この「瀬戸だより」をスタートさせたのは、万博の翌年の6月でした。おかげさまで、なんだかんだと14年続いています。

      | 雑感 | 14:54 | comments(0) | - |
      瀬戸だより718号「陶祖まつりは中止ほか」という話
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         自粛ムードが続いています。今週は残念なニュースがありました。

         4月18・19日に予定されていた「せと陶祖まつり」の中止が発表されました。陶祖というのは瀬戸の土地に中国から優れた陶器作りの技術を伝えたという藤四郎(加藤景正)。実在の人物か伝説上の人物か不明な点もありますが、市中心にある深川神社内の陶彦社に祀られています。その陶祖を偲ぶお祭りが「陶祖まつり」となります。春(4月)の陶祖まつり、秋(9月)のせともの祭は瀬戸の伝統的な2大イベントになります。

         残念ながら今年の陶祖まつりは中止です。せともの祭ほど盛大じゃないものの廉売市があったり、若手の作家たちの展示即売、協賛のスポーツ大会など様々なイベントが予定されていました(すべてが中止なのか、神事などは行われるのか、不明な点もありますが)。まだ1ヶ月先なのに…という感じもしますが、準備(各種キャンセルの手続きなど)の都合を考えると、まあこのタイミングなんでしょうねぇ。残念。

         

         市内の公共の展示施設なども閉館しているため、今瀬戸に来ても見るものが少ないのが現状です。が、今週は一つ展示を見てきました。「愛知県瀬戸窯業高等学校セラミック陶芸専攻科 十人展」公立陶生病院内ギャラリー天青。公共施設は閉館になってもさすがに病院は休みません。ギャラリー天青は病院内の通路などを利用した展示スペースです。待ち時間など気軽に楽しめます。

         この陶芸専攻科、高校に付属する学校ですが高校卒業以上の方が陶芸の基礎を本格的に学ぶ場になっています(自分もそこのOB)。今年の修了生のうち10名の展示のようです。先に行われた「終了展」は名古屋で行われ、見に行く機会がなかったため、ここで(出展されていない人もいるだろうし、作品も小さいものになるし、点数も少ないのですが)全体ではないにしろ見ることが出来てよかったです。様々な技法や作風の作品、コンパクトな展示でしたが個性が感じられる魅力的な展示でした。自分たちの終了展のころを思い出すと、ここまでの技術も個性もなかったと思います。それでも懐かしい気分になるのは、瀬戸窯業高校専攻科の中に流れ続ける共通する「雰囲気」を感じるからでしょう。伝統、校風といったものですね、きっと。

         展示は5月25日まで。陶生病院に行く機会があれば、ぜひ。

        | 雑感 | 14:56 | comments(0) | - |
        瀬戸だより716号「今週は予定通りには行きませんでした」という話
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           さあ、土曜日です。3月です。今週も「瀬戸だより」を配信、お届けします……ということですが。

           

           今週は瀬戸市内で行われている展示を見てきて紹介しようと思っていたのですが、例の新型コロナウイルスです。今週になり瀬戸市内の公共施設は臨時休館に入り、展示など紹介しようにもできない状態になっています。例年なら1ヶ月に及んだ雛めぐりのイベントも終わり春らしくなり、どこかに出かけたくなる季節的なタイミングなんですが……残念です。

           北海道が多くの感染があるということが報道されていますが、愛知県も結構な感染者数を出している関係上致し方ありません。このトンネルの出口はいつどんな形で終わるのかというのがわからないだけに困りものです。

           おかげさまで自分の周りには感染されたという方はいまだ出ていません。

           

           今週はひな祭りがありました。普段ならわが家でも「おこしもの」を作ってお供えして食べます。おこしものというのは尾張地方で主にあるひな祭りの風習で米粉を練ったものを様々な形の木型に押し込み形を作り、蒸し上げて作るお菓子(いや?、お餅…ではないなあ、まあ食べ物)です。これを家のお雛様にお供えするほか、親せきや友人に届けたりしています。しかし、今年は手でこねたりして作るおこしものは時節柄どんなものかと思い、作るのをやめました。ちょっと残念でした。

           

           学校も休校になり、様々なイベントが中止延期になる中、今週は話題も準備できずこんな配信になったしまいましたが、来週までにしっかりネタを準備いたしますので、今週はこれで失礼いたします。くれぐれも皆様もお気をつけてお過ごしください。

          | 雑感 | 14:59 | comments(0) | - |
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          このブログの内容は加藤兆之助商店の発行するメールマガジン「瀬戸だより」のバックナンバー(保存版)になります。 文章は発行当時の内容になっています。日付など内容にはご注意ください。記事の全文あるいは一部を無断で転載・複製は禁止します。 http://web-setomono.com
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