〜せとものの話をしませんか〜「瀬戸だより」保存版

瀬戸の陶磁器店・加藤兆之助商店が発行しているメールマガジン「瀬戸だより」の保存版です。瀬戸のこと、焼き物のことなど、毎週土曜日お届けしています。
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649号「そば猪口アート展」という話
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    新世紀工芸館。ポスターは今回の大賞作品。

     

     

     ずいぶん冷え込むようななりました。瀬戸の岩屋堂のライトアップは先週末まででしたが、まだまだ瀬戸の山の紅葉は見頃のように感じます。いい季節です(寒いですが)。

     

     瀬戸市新世紀工芸館で開催中の「第7回そば猪口アート公募展」を見てきました(1月20日まで)。これは長野県安曇野市で行われた公募展の作品の巡回展になります。毎年この時期に瀬戸に巡回している展示です。

     

     そば猪口。ご存知の通り「そばを食べるときにつゆを入れる器」です。この手のひらに乗るような器というくくりの中で、ガラスや陶磁器や漆や金工などの素材で作られた作品の数々が並びます。実用というものを離れ、まさにアートという表現がぴったりです。
     ガラスのそば猪口のが並ぶ展示ケースは下から透過照明が当てられ、ガラスに施された文様や凹凸がより魅力的に見えます。作品一つ一つに添えられたカードには作家名やタイトルのほか、素材や技法が書かれています(例えば「陶 ろくろ」や「磁 鋳込み」など)。もちろんガラスの作品にもそれぞれ書かれていますが、(どのように作られたかが興味があるのですが)そこに書かれた技法について勉強不足で自分にはよくわからないのが残念です。

     

     今回の大賞は佐野圭亮さんの漆の作品になります。ポスターやチラシなどで事前に見てはいたのですが、実物を目の前にするとその独特なツヤや塗り分けられた漆の黒の深みに感動です。その他の作品にも漆の作品が多いのですが、その華奢で繊細さには目を見張ります。展示ケースの中の作品を許されるなら触れてみたい、手にとってゆっくり見たいと思わせたのは漆の器の数々です。

     

     普段は器といえば陶磁器を中心に見がちなんですが、この展示ではガラスや漆の器の魅力を存分に感じて帰ってきました(もちろん陶磁器の作品も多数あり、使用するという観点で見れば圧倒的に陶磁器なんですがね)。


     この展示はこのあと東京世田谷区(2月)、山形県白鷹町(3月)にも巡回する予定のようです。興味ある方はぜひ!


    ■ 「第7回そば猪口アート公募展」瀬戸市新世紀工芸館
    http://www.seto-cul.jp/information/index.php?s=1540342912


     

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