〜せとものの話をしませんか〜「瀬戸だより」保存版

瀬戸の陶磁器店・加藤兆之助商店が発行しているメールマガジン「瀬戸だより」の保存版です。瀬戸のこと、焼き物のことなど、毎週土曜日お届けしています。
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瀬戸だより718号「陶祖まつりは中止ほか」という話
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     自粛ムードが続いています。今週は残念なニュースがありました。

     4月18・19日に予定されていた「せと陶祖まつり」の中止が発表されました。陶祖というのは瀬戸の土地に中国から優れた陶器作りの技術を伝えたという藤四郎(加藤景正)。実在の人物か伝説上の人物か不明な点もありますが、市中心にある深川神社内の陶彦社に祀られています。その陶祖を偲ぶお祭りが「陶祖まつり」となります。春(4月)の陶祖まつり、秋(9月)のせともの祭は瀬戸の伝統的な2大イベントになります。

     残念ながら今年の陶祖まつりは中止です。せともの祭ほど盛大じゃないものの廉売市があったり、若手の作家たちの展示即売、協賛のスポーツ大会など様々なイベントが予定されていました(すべてが中止なのか、神事などは行われるのか、不明な点もありますが)。まだ1ヶ月先なのに…という感じもしますが、準備(各種キャンセルの手続きなど)の都合を考えると、まあこのタイミングなんでしょうねぇ。残念。

     

     市内の公共の展示施設なども閉館しているため、今瀬戸に来ても見るものが少ないのが現状です。が、今週は一つ展示を見てきました。「愛知県瀬戸窯業高等学校セラミック陶芸専攻科 十人展」公立陶生病院内ギャラリー天青。公共施設は閉館になってもさすがに病院は休みません。ギャラリー天青は病院内の通路などを利用した展示スペースです。待ち時間など気軽に楽しめます。

     この陶芸専攻科、高校に付属する学校ですが高校卒業以上の方が陶芸の基礎を本格的に学ぶ場になっています(自分もそこのOB)。今年の修了生のうち10名の展示のようです。先に行われた「終了展」は名古屋で行われ、見に行く機会がなかったため、ここで(出展されていない人もいるだろうし、作品も小さいものになるし、点数も少ないのですが)全体ではないにしろ見ることが出来てよかったです。様々な技法や作風の作品、コンパクトな展示でしたが個性が感じられる魅力的な展示でした。自分たちの終了展のころを思い出すと、ここまでの技術も個性もなかったと思います。それでも懐かしい気分になるのは、瀬戸窯業高校専攻科の中に流れ続ける共通する「雰囲気」を感じるからでしょう。伝統、校風といったものですね、きっと。

     展示は5月25日まで。陶生病院に行く機会があれば、ぜひ。

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