〜せとものの話をしませんか〜「瀬戸だより」保存版

瀬戸の陶磁器店・加藤兆之助商店が発行しているメールマガジン「瀬戸だより」の保存版です。瀬戸のこと、焼き物のことなど、毎週土曜日お届けしています。
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瀬戸だより697号「瀬戸市無形文化財保持者展」という話
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     しかしよく降りますね。また、大雨の心配が続きます。今週末もお気をつけてお過ごしください。

     

     

     今週は瀬戸信用金庫アートギャラリーで開催中の「瀬戸市無形文化財保持者展」を見てきました。

     瀬戸市では現在7名の作家さんが無形文化財保持者として指定されています。「陶芸 黄瀬戸」の加藤廉平氏、「陶芸 織部」の加藤錦三氏、「陶芸 灰釉」の田沼春二氏、「陶芸 色絵磁器」の林邦佳氏、「陶芸 御深井」の加藤唐三郎氏、「有線七宝」の柴田明氏、「陶芸 練り込み」の水野教雄氏。有線七宝を除けば、瀬戸の伝統的で代表的な技法(釉)となります。その7名の作品がギャラリーの展示室に並びます。

     

    ■瀬戸信用金庫アートギャラリー

    http://www.setoshin.co.jp/gallery/

     

     ひとりひとりの作品はよく見かけますが(瀬戸市内では)、こうして一同に並ぶと瀬戸の伝統的工芸の現在が見渡せる感じがします。それぞれが時間をかけてその技法を高めていった結果が無形文化財保持者という称号である…そう思いながら作品を見ると作品1点1点がより深く感じられます。

     「伝統」という言葉には古くから変化のないイメージを持ちがちですが、伝統は技法であり、その表現やスタイルは現代の陶芸となります。「伝統は絶えず進化しながら残っていく」という話も聞きますが、まさに今回の展示を見て感じるのは伝統的な技術の現代の姿そのものです。逆に見れば、新しい感覚のデザインでありながら、技法は伝統を守りその質を高められたもの。比較的コンパクトな展示室でしたが(だからこそ)濃厚な展示でした。

     それぞれが別々の作風の作家さんですが、

     

     この企画展は11月24日までとなっています。

     常設で「瀬戸信用金庫所蔵 北川民次展」も行われています。瀬戸信用金庫は長年北川民次の作品を毎年カレンダーにしており、作品に添えられた「カレンダーにした際の北川民次の残したコメント」も合わせて読むと興味深いものがありました。

    | 展示感想 | 13:38 | comments(0) | - |









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