〜せとものの話をしませんか〜「瀬戸だより」保存版

瀬戸の陶磁器店・加藤兆之助商店が発行しているメールマガジン「瀬戸だより」の保存版です。瀬戸のこと、焼き物のことなど、毎週土曜日お届けしています。
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瀬戸だより629号「藤四郎トリエンナーレ」という話
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     今回の豪雨で被害にあわれた皆さんには心よりお見舞い申し上げます。まだまだ警戒が必要です。お気をつけてお過ごしください。

     

     今週、せともの祭の廉売市出展申し込みをしてきました(組合員向け受付)。9月に向けてそろそろ準備も始めなくてはいけませんね。今年のせともの祭は9月8日・9日の土日です。

     

     さて、最近はワールドカップで寝不足という方も少なくないと思います。日本代表の活躍に熱狂し、結果に一喜一憂し、4年に一度のにわかファン(私だ!)も含めて楽しんでいます。オリンピックもそうですが4年に一回、数年に一回というペースが期待感を高め、人々をより感動させるのではないかとも思います。

     

     瀬戸市のあちこちに3年に一度の「瀬戸・藤四郎トリエンナーレ」の募集要項が置かれるようになっています。この藤四郎トリエンナーレも3回目になります。

     瀬戸市で行われる陶器の公募展ということですが、他の公募展とは違った特徴があります。「瀬戸の原土を活かして」と書かれているように、作家自身が瀬戸の鉱山に入り自らの手で土を掘り、採収し、精製し、それを使って作品を作るというものです。募集の締め切りは今月末7月31日ですが、作品の搬入は来年の3月末です。その間、8月(の決まった日)に鉱山で原土採収からはじまる製作期間になります。

     昔は土を山から採収するところから陶器作りは始まりました。どこにいい土があるのか、それを探して見分けるというのも「技術」の一つだったはずです。また、土というのは陶器作りには重要な要素でもあり、古い窯跡などの調査では土(や燃料)の枯渇により生産拠点を移動したりしています。

     今は粘土をはじめほとんどの原料をそれぞれの専門業者を通して入手する時代。山の原土も精製されて手元に届く時代にこの公募展のルールは新鮮であり、より作り手が本来の「古の陶工」に近づくことに他ありません。

     

     作り手の皆さん、他の公募展とはちがったハードルもありますが(土の精製だけでなく、実際瀬戸まで足を運ぶ必要など)普通では体験できない製作体験にチャレンジしてみてはいかがでしょう?

     

    ■第3回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ 参加者募集(瀬戸市)

    http://www.city.seto.aichi.jp/docs/2018060600021/

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