〜せとものの話をしませんか〜「瀬戸だより」保存版

瀬戸の陶磁器店・加藤兆之助商店が発行しているメールマガジン「瀬戸だより」の保存版です。瀬戸のこと、焼き物のことなど、毎週土曜日お届けしています。
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瀬戸だより513号「本日は陶祖まつりではありますが」という話
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     今週は熊本で大きな地震がありました。

     

     大きな被害が出て、ケガをしたり亡くなってしまった方も多数ありました。今も多くの被災された方が続く激しい余震の中で、避難生活をされています。

     心よりお見舞い申し上げます。一日も早く、日常の生活を取り戻せることをお祈りしております。

     

     

     瀬戸の街も地震の直接な被害や影響はないものの、市内のあちこちに熊本の地震にを受けて募金箱が置かれているところもよく見かけました。また、金曜日には駅前に瀬戸の仏教会のお坊さんたちが募金を呼びかけている姿も見ました。

     先週の「瀬戸だより」でもお知らせしましたが、この土日は「せと・陶祖まつり」となっています。会場でも何らかの募金や支援を呼びかける運動が行われているかもしれません。

     

     この陶祖まつりは中国から陶器の進んだ製法を伝えた加藤藤四郎景正を祀るお祭りです。9月のせともの祭は磁器の製法を九州から持ち帰った磁祖・加藤民吉の遺徳をたたえるお祭りです。

     磁祖・民吉は有田など九州各地の窯場で学んで来たわけですが、この民吉が修行する先として最初に向かったのが熊本・天草の高浜焼だったとされます。

     民吉を祀る窯神神社の境内には「飲水思源」と書かれた碑があります。これは「水を飲む時はその源を思え」という感じでしょうか。磁器の生産にたずさわる時にはそれを苦労して伝えた民吉を思え、それを惜しみなく教えてくれた九州の土地のことを思えというようことでしょう。

     瀬戸とも歴史も含めつながりが深い九州熊本。今回の地震も瀬戸の土地から何が出来るかを考えつつ過ごしたいと思います。

     

     繰り返しになりますが、熊本地震によりお亡くなりになられた方に謹んでお悔やみを申し上げます。そして、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

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